1月7日、戦争の終わりの日はいつなのかを考える

今日は、1月7日。
1979年1月7日、カンボジアで恐怖政治を敷くポル・ポト政権が崩壊しました。
五十嵐匠監督の映画「SAWADA」の主人公沢田教一も「地雷を踏んだらサヨウナラ」の一ノ瀬泰造ポル・ポト兵の弾丸に倒れました。
1979年に政権は崩壊しても、ポル・ポトは1998年まで生きつづけカンボジアは内戦状態にありました。
歴史の教科書の中では1979年にポル・ポト政権崩壊とされていますが、実際には内戦は1998年まで続きます。そして今でも悪魔の兵器地雷はカンボジアの地面の中に埋まっています。人の心の傷は癒えることはありません。
花田ミキさんが従軍看護婦として見てきたこと、体験したことを、書き残し、叫び続けたことは、「まだ戦争は終わっていない」というメッセージだったのかもしれません。

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