殉職救護員慰霊碑と看護婦立像

日本赤十字社本社前庭には、殉職救護員慰霊碑と看護婦立像があります。

---

慰霊碑には明治27年日清戦争から第二次世界大戦において戦時救護に服し、殉職した1317人と、関東大震災や集中豪雨災害などの際の救護による殉職救護員9人の合計1326人の名簿と各人の功績を収録した「遺芳録」が納められている。

殉職救護員慰霊碑と看護婦立像(日本赤十字社

https://senseki-kikou.net/?p=5083

---

日本赤十字社によると、日中戦争が始まった1937年から1945年の第2次世界大戦終結までの間に、医師らを含む延べ3万5785人の救護員を派遣されました。殉職者は1187人。このうち看護婦が1120人を占めたそうです。

戦地にささげた青春 元日赤従軍看護婦の証言 2(時事通信社

https://www.jiji.com/jc/v4?id=1308jrc0001

---

支那海を航海中の病院船は、「アメリカに宣戦」の報を聞いて、臨戦態勢に入った。遺髪、爪、遺書をととのえ、まとめた。

「燠なお消えず」(花田ミキ著)36ページより

f:id:hanada_miki:20210826142828j:plain

f:id:hanada_miki:20210826142840j:plain