広島市立中央図書館で文献調査

広島城の近くにある広島市立中央図書館で調べものを頼みました。
花田ミキさんが勤務していた病院船は広島市の宇品港から出港していました。広島市はその「病院船」についての資料を持っているのではないかと思い尋ねたところ、ブックトラックで関連資料が運ばれてきてびっくり。
花田ミキさんが最初に乗った病院船「三笠丸」についての情報もいただきました。また花田さんと同様に従軍看護婦として病院船に勤務した日本赤十字の看護師の本もご紹介いただきました。
花田さんの本によると、最初に召集を受け病院船に乗った時、北海道の看護師と一緒だったという記述がありました。『女たちの遥かなる戦場 従軍看護婦たちの長かった昭和史』(谷川美津江著、光人社)には同じ船に乗ってい日赤北海道支部第二班救護看護婦の船渡めついさんが語る病院船の様子が書かれていました。
花田ミキさんの証言、船渡めついさんさんの証言は別々の書物に書かれていますが、お二人は確かに同じ時、同じ空間を共にしていたのだ―両者の資料を読みながら、2人が対話をしているような感覚になりました。
資料探しをしてくれた図書館の皆さまには感謝しても、仕切れないです。本当にありがとうございます。

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