応援メッセージが届きました。

ひきこもり、不登校、がんピアサポーターである正田宜宏さんから力強い応援メッセージが届きました。
正田さんはパートナーとしての支援だけではなく、昨年から、青森県内パンフレット配布場所の開拓をいただいています。
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戦争は過去か
きな臭くないか
国と国
また、会社、学校、家庭は安全でも安心して生活できているだろうか。
戦争で命をたたれ、私たちのまわりでも、精神的な疲れから自死で命をたつ人もいる。
とりわけ北東北は自死率ワーストが目立つ。
昨今、私たちは未曾有の未知との戦い、コロナ禍で幾多の悲しみを乗り越えようと展望を見出してきた。
戦後まもなく、伝染病ポリオと戦い、乳児死亡率ワーストは地域格差からくる命の格差。
花田ミキ氏が向き合ってきた当時と相通ずる歴史。
いま、私たちもいってると思うのは変だろうか。
歴史は繰り返すものなのか。
ゆえに、氏のスクリーン化は庶民には妙に親近感をもつだろう。
氏は小児医療と政策に提言を訴えて、命の防波堤として先頭を開拓された。
氏は軍の命令下で、従軍看護婦を経験されている。
戦争で命を消耗品として扱うこと、軍の命令で強要された時代。
「命を阻むものはすべて悪」
花田ミキさんの言葉。
そうした環境に身をおかざるえなかったのだ。
従軍看護婦とは、その名のとおり軍に従う看護婦をいう。
氏の従軍は三度の病院船。
いわゆる後方従事ではあった。
従軍看護婦はフィリピン、沖縄戦では敵弾が飛び交う最前線に配置されることもあった。
映画「じょっぱり」の監督で、青森県出身の五十嵐匠監督の映画「島守の塔」でも映写されている。
戦場では、重傷、重症者は後回し。
軍医の指揮下のもと、衛生兵や従軍看護婦は、戦える軽傷者から処置をして、再び戦場に送りだすことが求められていた。
後回しにされた兵は…、助かるはすの命は…。
今の医療では、患者の重症度によって治療の優先度を決めるトリアージで対応がされる。
当時は真逆の対応だったのだ。
氏の意思は、今の私たちの中で受け継がれていく。
医療の現場、献血ボランティア、学校教育など、みんな違っていていい、多様性、平和な社会へと。
そう信じたい。
しかしどうだろう。
新たな戦争はやまない。
領土、民族、宗教、そして格差、相対的貧困も。
命を阻むものはすべて悪。
いま再び、映画「じょっぱり 看護の人花田ミキ」は私たちになげかける。
命の尊さ。
この世に生をえた乳児から高齢者まで。
私たちには社会でのポジションがある。
私は映画にわずかながら出資し、献血をぼちぼちしながら、居場所エリア食堂ほほえみ、LINEチャット「青森県秋田県岩手県悩めるみんなの居場所」で命と向き合う。
あなたは?
できることがある。
映画に参画を。
つくれるということを。
ひきこもり、不登校、がんピアサポーター 
正田宜宏