「江岸のむくろ(南京)」 鎮魂のうた~20世紀におくる~

下関(シャーカン)をかの日踏みつつ知らざりき殺戮(サツリク)の地と今に知りたり
先年、岩波新書の「南京事件」(笠原十九司氏著)を読んだ。かつて私がシャーカンを踏み、急造の木の桟橋から見た揚子江岸の、うず高い死体
に驚いたことが脳裡に浮かんだ。
「どうしたのですか?」と当時、現場の守備兵に聞いた。
「南京の各所から揚子江の対岸に逃れようとした、兵、民間人が、江上になだれ落ちた」と話していた。
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平成14年(2002年)に花田ミキさんが自費出版した「~20世紀におくる~鎮魂のうた」という記録紙があります。
従軍看護婦として戦場に赴いたときの記録集です。
この経験から「命を阻むものはすべて悪」という強い信念を持つようになった経緯を感じていただけると幸いです。
今回、ボランティアの皆さまと文字起こしをさせていただきました。ご協力に感謝します。

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